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分 子 量 と 主 鎖 切 断
 


屋外暴露後の分子量分布変化と主鎖切断(暴露場所:北備讃瀬戸大橋ピアNO4)

主剤の樹脂・塗料について硬化剤を配合せずに成膜し暴露前後の分子量の変化を追跡しました。平均分子量の変化を表1に、そのときのGPCのチャートを図1−4に示します。分子量の変化・分散の値について以下の通りです。
ポリウレタンクリヤーは主鎖切断により、全体に著しい分子量低下が観測されました。初期の分子量Mnは1/6にまでに分解し、3年の暴露で分子がオリゴマーまで分解していると思われます。ポリウレタンエナメルでは肩の部分の高分子量のポリマーが著しく劣化し消失、低分子に移行し,MWで1/4まで分子量低下しています。ポリウレタンではクリヤー・エナメル双方とも分解して著しく低分子量化する方向であした。
ふっ素クリヤー・エナメルともに著しい分子量変化は違いはなく、ほとんど劣化が認められませんでした。


表1 屋外暴露後の分子量分布の変化
ふっ素クリアー
ふっ素エナメル
ポリウレタンクリアー
ポリウレタンエナメル
0年
3年
0年
3年
0年
3年
0年
3年
Mn
9.000
8.400
7.500
7.800
3.600
600
3.300
3.500
Mw
41.300
56.300
18.700
21.300
59.800
1.200
78.200
16.400
Mw/Mn
4.6
6.7
2.5
2.7
16.6
2.0
23.7
4.7
Mn:数平均分子量・・・・ それぞれの分子量の量総和を分子の数で除したもの。
Mw:重量平均分子量・・・ 分布中の分子量の重量のどの分子量のものが多いを強調した指数
Mw/Mn:分散・・・・・・ 分子量の広がりを表す。
         

図1 ふっ素クリアー分子量分布 図2 ふっ素エナメル分子量分布
実線:0年
破線:3年曝露品
実線:0年
破線:3年曝露品
   
図3 ポリウレタンクリアー分子量分布 図4 ポリウレタンエナメル分子量分布
実線:0年
破線:3年曝露品
実線:0年
破線:3年曝露品







 

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